今更ながらバドミントンってどんなスポーツ!?競技の歴史やシャトルの秘密も解説

バドミントンのルールや歴史・起源の解説 バドミントン
バドミントン

今更ながら、バドミントン。

体育の授業や遊びで、一度はやったことがあるのではないでしょうか?ラケットで打ち合う「シャトル」は身体に当たっても怪我をしにくいため、子供でも気軽に楽しめます。そのため、小さい頃に一式買ってもらって遊んでいた(そして玄関の端や押し入れにしまったままになっている)という人も多いのでは?

そんなバドミントンですが、いつどうやって誕生したのかをご存知でしょうか?そして、競技としてのルールは?

この記事では、改めてバドミントンの競技概要や豆知識についてまとめてみました!

バドミントンとは?

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バドミントンは、ネット越しにラケットを使用してシャトルを打ち合い点数を競う競技です。

1人対1人のシングルスまたは2人対2人のダブルスで試合を行います。

強くシャトルを打つスマッシュや、ネット間際にシャトルを落とすヘアピンショット、緩急をつけるドロップショットなど、シャトルの打ち分けをして相手を翻弄します。世界で活躍するトッププレイヤーのスマッシュ速度は時速400kmにもなるといわれています。

バドミントンの起源には2つの説がある

バドミントンはもともと遊びの一環として誕生したものでしたが、1893年にロンドンにおいてバドミントン協会が設立されたことで競技として発展しました。バドミントンの発祥については、大きく分けて2つの説が存在しています。

イギリス植民地時代のインド発祥説

1つ目は、イギリスの植民地であったインドが発祥地であるという説です。当時のインドでは、皮でつくられた球をネット越しに打ち合う「プーナ」という遊びが流行していました。この「プーナ」がイギリスに伝わったことで、現在のバドミントンが誕生したといわれています。

イギリス発祥説

2つ目は、イギリスで行われていた「バトルドア・アンド・シャトルコック」という羽根つき遊びがはじまりだという説です。バドミントンという名前の由来は、イギリスのバドミントン村にある公爵家で遊ばれていたことだといわれていることから、イギリス発祥説も唱えられているのです。

バドミントンのルールとは

バドミントンのルール解説

バドミントンの試合は1ゲーム21点マッチで、3ゲーム中2ゲームを制した方が勝利となります。

相手コートにシャトルが落ちた場合や相手の反則によって得点が得られます。得点が20対20になった場合は2点リードした方、もしくは30点を先取した方がそのゲームの勝者となります。

試合の進め方

第1ゲームでは、コイントスやじゃんけんで勝った方がコート権かサービス権を選択します。

サービス権を選択した方が、サーブを打つかレシーブに回るのかを選択し、試合開始となります。第2ゲームや第3ゲームでは、前のゲームを制した方がサービスを実施します。

サービスにも明確なルールがあり、サービス側の得点が偶数であればコートの右側から、奇数であればコートの左側からサーブを打たなければなりません。

反則について

バドミントンでは反則項目が細かく定められており、反則をすると「フォルト」となり相手の得点になってしまいます。

同じプレイヤーが2回シャトルを打ったり、ネット間際の攻防で相手のコート内からシャトルを打ってしまった場合、テニスサーブのように頭上からサーブを打つ行為も反則となります。

バドミントンで使うシャトルの秘密

バドミントンのシャトルの素材は?

さて、バドミントンで使用するシャトルの素材をご存知でしょうか?

遊び道具や学校の授業で使用するシャトルはナイロン製のものが多いのですが、公式大会ではガチョウやアヒルの羽根でつくられたシャトルを使用しています。なお、食用として飼育されている水鳥の羽根を海外から輸入して作成しているため、シャトルをつくるために命を奪っていることはありませんので安心してくださいね。

発祥当時のシャトルの素材は動物だった?

バドミントンが誕生したとき、シャトルには野生動物の羽根や皮が使われていました。コルクに馬や羊の皮をかぶせ、ガチョウやニワトリなどの鳥の羽根を使用していたそうです。

当時は大きさや重さに規定がなく、現在のシャトルの5倍以上の重さでつくられたシャトルも存在していたそうですよ。現在でも水鳥の羽根を使っている理由は、打ち応えや飛行性能に優れているからだといわれています。

シャトル1個には水鳥何羽分の羽根が必要?

シャトル1個につけられる羽根の枚数は16枚で、水鳥3羽分の羽根が必要だといわれています。1羽からとれる羽根の枚数は左右それぞれ7枚ずつですが、羽根の大きさや反り方、巻き加減がそれぞれ異なります。

さらに安定した品質を生み出すために、1個のシャトルには「右羽根」か「左羽根」のどちらか一方のみを使用しなければなりません。そのため、3羽分の水鳥の羽根が必要になるのです。

バドミントンのルールや豆知識まとめ

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競技としてもアクティビティとしても人気があるバドミントン。世界で活躍するトッププレイヤーの試合では、コートを縦横無尽に駆け回りながら相手の意表を突く打ち合いが繰り広げられます。

緩急を生かした打ち合いと素早いスマッシュ、どの場所にシャトルが飛んできてもしっかり打ち返す選手たちのスーパープレイをぜひ観戦してみてください!

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