メジャーリーグには引き分けがない!?驚きの日本の野球とメジャーリーグの違い

野球
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そろそろ暖かくなってきましたね。

湿った暖かい空気に包まれていると、私はなんとなく夏の高校野球を思い出します。

試合終盤に同点になって延長戦へもつれ込み、最後まで熱い勝負を繰り広げる姿には美しさすら感じます。

しかしご存知でしたか?実はこのスタイル、日本のプロ野球よりもメジャーリーグにとても近いスタイルなのです。

日本のプロ野球には引き分けがありますが、メジャーリーグには引き分けがありません。

ということで今回は、プロ野球とメジャーリーグの違いについて迫ってみましょう!!!(ちょっと無理やりでしたね…)

ストライクゾーンの違い

ストライクゾーン

プロ野球とメジャーリーグの違いの1つ目はストライクゾーンです。

プロ野球の競技規則では「打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部の中間点に引いた水平のラインを上限とし、膝頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をストライクゾーン」と定義しています。

しかしメジャーリーグではこれらの定義が適用されません。高めのボールはほとんどストライクにならず、低めはなりやすい。内角もストライクと認められにくく、外角は比較的なりやすい。審判によっても判定がばらつくようです。

審判への対応の違い

judgment

日本のプロ野球では監督がよく審判に抗議している様子が見られますが、メジャーリーグではこの行為はご法度となっています。

しかしメジャーリーグの審判にはクエステックシステムというストライク判定機で審判の精度が計られており、より正確なジャッジとなるように審判も厳しく審査されています。

その基準はとてもシビアで、判定機と90パーセントジャッジが一致しない場合はペナルティになるほどです。

延長制度の違い

メジャーリーグには、日本プロ野球のように延長12回の制限がなく引き分けがありません。決着がつくまで試合が行われます。

日本に来た外国人には、この引き分けがあるというルールが奇異に映るようで、なぜ勝負が決まるまで続けないのか理解に苦しむ選手もいるようです。ただし、アメリカン・リーグでは午前1時を過ぎたら新しいイニングに入ってはいけないことになっており、サスペンデッドゲームとして翌日以降に試合の途中から再開します。

ちなみに、日本の高校野球は延長15回を終えて同点なら基本的に後日再試合となります。

応援ルールの違い

日本のプロ野球の風物詩でもある、メガホンや棒を持って音を立てる応援や、楽器や旗を使ったりする応援はメジャーリーグでは禁止されています。

メジャーリーグの実況中継を見てもわかるかもしれませんが、応援する際には声援と拍手のみが許可されているのです。また、安全のため球場へバッグの持ち込みも禁止されていますので、応援の際はご注意を。

このように、プロ野球とメジャーリーグではとても大きな違いがあります。

もし本場アメリカでメジャーリーグをご覧になられることがありましたら、上記の違いをふまえて試合の熱狂と声援を楽しんでくださいね!!

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