リオ五輪開催地、ブラジルの治安は?物価は?知っておきたいあれこれ

オリンピック・各種世界大会
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2016年は、記念すべきオリンピックイヤーですね!!
開催はブラジルのリオ・デ・ジャネイロ。
オリンピック初の南米での開催です。

しかしブラジルは、日本からは一番遠い国ですよね。

一体全体、ブラジルってどんな国だろう?

飛行機で何時間くらい?
物価は?
言語は?
治安は?

などなど疑問の尽きない国ではありませんか?

今回はそんなブラジルについて知っておきたいことをピックアップしてみました。

日本からは飛行機で最速で約25時間

リオデジャネイロ

ブラジル・リオデジャネイロ国際空港(アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港)まで、
日本から飛行機で行く場合、直航便はなくアメリカなどの北米を経由しての移動になるため
おおよそ25〜28時間かかります。
渡航費は航空会社にもよるがエコノミークラス利用で13〜18万円程度
ツアー利用などでもう少し抑えられる場合もあります。

さすがに日本の反対側というだけあって、移動だけで丸一日かかる長丁場ですね。

言語はポルトガル語

ブラジルの公用語はポルトガル語
英語はほとんど通じないと思ってもよく、通じたらラッキーという程度です。

また、日本人の英語とブラジルの英語がお互いかなり癖のあるイントネーションであるため通じにくいため、あらかじめ必要最低限のポルトガル語は頭に入れておいた方が良いですね。

こんにちは。
Boa tarde. (ボア タルヂ)
はい。
Sim. (スィン)
いいえ。
Não. (ナォン)
ごめんなさい。
Perdão. (ペルダウン) Desculpe.
さようなら。
Tchau. (チャウ)
お願いします。
Por favor. (ポル ファヴォール)
ポルトガル語を(うまく)話せません。
Eu não entendo português (エウ ナウン エンテンド ポルトゥゲース )
日本語/英語を話せますか。
Você fala japonês/inglês? (ヴォセー ファラ ジャポネース/イングレース)
助けて!
Socorro! (ソコッホ)

物価は日本より安い傾向

ブラジルの通過はレアル
現在(2016年2月時点)では
1ブラジルレアル=28円です。

そのため、以前のレアル高(最大70円まで値上がりした)の時より日本円換算した場合、かなり物価は安くなっています。

リオデジャネイロの物価相場は

・市内バスの料金
3レアル(約85円)

・地下鉄の初乗り料金
3.6レアル(約100円)

・リオデジャネイロ市立劇場のガイド付きツアー料金
10レアル(約280円)

・ドミトリーホテル1泊料金
27レアル(約760円)

・三つ星ホテル1泊料金
300レアル(約8400円)

・パン1つ
1レアル(約28円)

・高級レストランでのディナー
40レアル(約1120円)

と、比較的安く思えるがブラジル人の平均月収が
5〜6万円
なので、ブラジル人からしてみると物価は上昇傾向にあります。

治安は決して良いとは言えない

ブラジルのリオデジャネイロ・サンパウロなど都市部には“ファベーラ”と呼ばれるスラム街があり、観光客は決してそこには近づかないのがベターです。
ファベーラは観光地のすぐそばにある事が多く、主に外国人観光客への強盗、恐喝、スリなどが横行しています。
あかかじめファベーラの位置を確認し、決して近づかないようにすることと、主要な観光地ではスリなどが非常に多いため、サイフを複数持ち、お金を分散させておくことと、貴重品は肌に近い所に持つこと、夜道は決して出歩かないことが大切です。

また、iPhoneなどのスマートフォンは狙われるため、歩きスマホなどは“盗んでください”と言っているようなものなので、絶対にタブーです!!

特に日本人は狙われやすいため、常に周囲を警戒している姿勢を崩さないことが大切です。
楽しいブラジルの旅を台無しにしない為にも、楽しむ中にも少しの気配りを。

陽気な人が多い、異文化を受け入れる国民性

日本のちょうど反対側に位置する国であり、その大半が移民であるブラジルは、単一民族国家の日本とは大きく異なる点が沢山あります。

ブラジル人

ブラジル人は大らかな人がおおく、細かいことは気にしない。特に時間に関してはかなりルーズであり、テレビの生放送のニュースでさえも時間通りに始まることは稀なのです。バスや電車も定刻通りに必ず来るとは限りません。

日本はテレビのニュースなどはほぼ確実に定刻通りに始まり、バスや電車も分刻みの遅れでさえも気にする国民性であるため、その価値観は非常に受け入れがたい部分があるかもしれません。

しかし、ブラジルに行った際はそのおおらかさを楽しんでみるのも良いでしょう。
日本では味わえないのんびりとした陽気な南米の時間の流れ方に、身を委ねてみるのも一興かもしれませんね!!

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