静かな水面も激流の中も全力で漕ぎ進む!カヌーの競技ルールや魅力をご紹介!

カヌーの起源・競技ルールや見どころ解説 そのほかのスポーツ
そのほかのスポーツ

みなさんは、カヌーに乗ったことがありますか?

避暑地や清流が流れる土地では、アクティビティとしてカヌー体験を行っているところも多くあり、夏は特に人気を集めています。

そんなカヌーは、実は五輪にも採用される立派な競技なのです!では、競技におけるカヌーはどんな特徴があるのでしょうか?

この記事ではカヌーの概要について紹介します!

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カヌーは2種類?カヤックとカナディアンの違い

カヌーのカヤックとカナディアンの違いは?

カヌーは、一人あるいは複数人で力を合わせて漕ぎ進める競技です。

カヌーの形状は、甲板部分が覆われていてレジャー体験でもよく使われている「カヤック」と、甲板部分は覆われておらずひざ立ちで漕ぎ進める「カナディアン」の2種類あります。

カヤック(Kayak)…両足を前に伸ばして座り、ブレードが両端についたパドルで左右交互に漕ぎながら前進していく

カナディアン(Canadian)…片ひざ立ちで乗り、片側にブレードがついたパドルで左右どちらか一方を漕ぎ進める

カヌーの起源

カヌーは数千年も昔から人々の生活に根付いていた道具で、海や湖、川での移動手段のほかに狩猟や輸送のために使われていました。

世界初のカヌーレースは1866年にイギリスのテムズ川で行われました。弁護士であり冒険家でもあったジョン・マクレガーという人物が、自作カヤックでヨーロッパ各地の川を渡ったエピソードをまとめた著書によって、存在が認知されるようになりました。

スラローム種目が誕生したのは1933年、スイスで夏場にできる競技として大会が行われたのがはじまりだといわれています。

五輪競技としては1972年にミュンヘン大会で正式種目となりましたが、この大会以降にカヌー競技は開催されることはありませんでした。1992年のバルセロナ大会において、人口コースを作成して開催されるようになったのをきっかけに各大会でカヌー競技が実施されるようになったのです。

オリンピックのカヌー競技

オリンピックのカヌー競技は、大きく分けてスプリントスラロームの2種目が行われます。そのそれぞれに、前述のカヤックとカナディアン、個人、団体などの分類があります。

①カヌー(スプリント)

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この競技は各国の選手が幅9mのレーンに並び、一斉にスタートして着順を競います。勝利のためにはスタートダッシュのスピードと、高速でパドルを漕ぎ続ける体力が必要であるといえます。

カヤックのスプリントレースでは200mを30〜40秒程度で漕ぎ進めます。鍛え上げられた上半身をフルに使ってパドルを高速回転させ、矢の如く進んでいく姿は圧巻です。

カナディアンのスプリントレースは、上半身全体を使って力強く漕ぎ進める姿が印象的だといえます。カヤックと異なり片側を漕いで進んでいく競技ですので、まっすぐ進むためのコントロールテクニックが必要となるのです。

東京五輪で開催予定のスプリント種目
カヤックシングル200m(男子/女子)
カヤックシングル1000m(男子)
カヤックシングル500m(女子)
カヤックペア1000m(男子)
カヤックペア500m(女子)
カヤックフォア500m(男子/女子)
カナディアンシングル1000m(男子)
カナディアンシングル200m(女子)
カナディアンペア1000m(男子)
カナディアンペア500m(女子)

②カヌー(スラローム)

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急流のコースを設定し、各所に置かれたゲートを通り抜けてゴールまでのタイムを競う競技です。以前は自然の川の流れを利用して競技を行っていましたが、近年の主流は人口水流を使用することが多くなっています。

約250mのコースには最大で25ものゲートが設定され、ただ下るだけではなく下流から上流に向かっていくゲートも6つ程度設置されます。コースによっては流れが激しくパワーが必要なものから、穏やかな流れでもコントロール力が重要となるものまで様々なコースがあります。

スラロームでは設置されたゲートをターンする場面も多く見受けられますが、ここで注目したい技は「ピボットターン」です。後方部分を水に沈めて前方を持ち上げ、いかに小回りできるかが勝敗を左右するといっても過言ではありません。ポールが体に触れるギリギリでターンする選手のテクニックに驚くことでしょう。

東京五輪で開催予定のスラローム種目
カヤック(男子/女子)
カナディアン(男子/女子)

カヌーの競技ルールの概要・豆知識まとめ

カヌーの解説

カヌー競技では上半身の筋肉やスタミナが必要不可欠ですが、まっすぐ前進するためのコントロール力や最短距離でコースを進むテクニックも重要であるといえます。

この競技には個人戦だけでなく団体戦もあります。団体戦では選手全員がタイミングを合わせて漕ぎ進めることが重要ですが、人数が増えるほど息を合わせるのがより難しくなるため、選手同士の連携も注目どころ。しぶきをあげて水面をグングン進むアスリートたちのパワフルな姿は必見です!

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