“ペタンク”をご存知ですか?ヨーロッパ生まれのお手軽スポーツ、ペタンクとは!?

そのほかのスポーツ
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最近暖かい日が続いていますね!!

こんな日は何か外に出て軽くスポーツをしてみたいなと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし突然スポーツをするとなっても、普段から何かしていない限りはなかなか思い付かないものです。
特に何か道具を使うスポーツだと、その道具によって人数に制限が生まれたり、体格によってできる人とできない人が出てしまったりと、いろいろとやろうとしてもなかなか難しいものです。

さて、皆さんペタンクをご存知ですか?
全く聞いたことがないという方や、うっすら名前だけは聞いたことがあるけど何のことだかわからないと言うことが多いのではないのでしょうか?

このペタンクはなんとスポーツの名前なのです!!

しかし、名前を聞いただけではどんな競技なのかあまりピンとこないかもしれません。

今回はそんな謎の多いスポーツペタンクをご紹介します!!

ペタンクは、フランス生まれの球技

ペタンクはいまからおおよそ100年程前の1910年にフランスで生まれたスポーツです。
ちなみに、このペタンクと言う名前はフランスの南フランスの方言でピエ・タンケ(両足を揃えて)に由来しています。

ブール(英語で言うボール)と呼ばれる鉄のボールを転がして、得点を競うスポーツです。

発祥の地、フランスをはじめヨーロッパでは子供からお年寄りまで幅広い年齢の方々の間で楽しまれています。

ルールはとてもシンプル。ボールを転がして距離を測るゲーム

ペタンクルール

ペタンクのルールはとてもシンプルで、4m×15mの長方形の枠の中で(これはテランと呼ばれます。英語で言うコートの意味です)ビュットと呼ばれる目標とされるボールをまず投げ、そのビュットにどれだけ近い位置にブールを転がすことができるか、を競うゲームです。
ウィンタースポーツでいうところのカーリングに近いルールですね。

1チーム(選手3人)が各自ブールを2個もちます。
同じく対戦相手のチームも、各自ブールを2個もちます。

そしてチーム同士でじゃんけんをし、勝利した方がビュットを投げ、目標とする位置を定めます。

ペタンクでは、どこからでもボールを投げていい訳ではなく、長方形コートのそば(1メートル以内)に投球円と呼ばれる30〜50cmのサークルを書き、そこからビュットを投げます。

ビュットは3回まで投げることが出来ますが、
もしも3回ともコート外に出てしまった場合は、相手チームに投球権が移ってしまいます。

ビュットの位置が決まったら、まずは各チーム一回ずつブールを投げ、あとはビュットに近い方が優先してブールを転がしていきます。

なお、自分のブールを相手のビュットの近くに止まっているブールに当てることも可能で、そのことをティールといいます。
そして、それによって結果的に自チームのブールが、ビュットの近くに止まったら、カローという戦法が決まったことになります。

お互いの投球(各チーム2投球)が終わった時に、)相手チームのブールよりビュットに近いブールの数が得点になり、先に13点獲得した方が勝利となります。

専門用語がたくさんあり、すこしややこしい印象になるかもしれませんが、ルール自体はとてもシンプルで、自チームのボールを、目標のボールにどれだけ近づけられるか、という事の一点のみに集中すれば大丈夫です!!

近年は日本でも行われているペタンク

ペタンク日本大会

日本にペタンクが普及しはじめたのは、半世紀前ほどとつい最近のことです。昭和58年に初めて日本ペタンク協会が設立され、その際に初めてペタンクという名前か浸透しました。
その後平成に入り、国内で数多く公式大会が行われるようになり、ペタンク協会への加盟団体も100を越え、今も増え続けています。

日本の国土面積や、人数や道具の数が比較的少なくてもプレイが可能であり、芝生ではなく砂地でプレイできることから、日本のよくある砂地の公園でも手軽にでき、体力や身体能力を多く求められない、とても気軽なスポーツですので、これからますますペタンク人口は増えていくのではないでしょうか?

みなさんも是非、機会がありましたらこのおフランス生まれのお手軽スポーツ、ペタンクにぜひチャレンジしてみてくださいね!!

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