人と馬の絆に感動必至!オリンピック馬術競技のルールや豆知識をご紹介!

馬術競技のルールや雑学まとめ そのほかのスポーツ
そのほかのスポーツ

皆さんは、「動物と人間が共に参加する競技」と聞いて何を思い浮かべますか?

競馬や流鏑馬、馬術をはじめとした多数の種目がありますが、馬術は五輪の正式種目であり、五輪競技の中で唯一動物との参加が認められている競技なのです。

この記事では、より楽しく馬術観戦ができるよう、競技のルール概要や豆知識を紹介します!

スポンサーリンク

馬術とはどのようなスポーツか?

馬術は人間と馬がペアになって行う競技です。馬に指示を出して乗りこなす選手の資質はもちろん、馬が指示に応えられるのかも問われるため、選手と馬の信頼関係が不可欠な競技だといえます。

馬術すべての種目において、手綱と脚、体重移動によって馬に指示が出されます。競技時は、規定により燕尾服(えんびふく)または乗馬服を着用し、シルクハットを被ることもあります。多くのスポーツ競技と異なり、優雅な雰囲気が漂う中で試合を行うのです。

馬術の起源

馬術競技の起源と歴史

人間と馬との関係性は狩猟時代まで遡ります。当初、馬は狩猟対象でしたが徐々に移動のための動物として人間とともに生きるようになりました。自動車の開発によって馬での移動は大幅に減りましたが、いまだに移動手段として活用している国もあります。

競技としての馬術は、1900年のパリ大会で初めて実施されました。当初は障害馬術競技のみでしたが、1912年ストックホルム大会から3種目の競技が開催されるようになったのです。

馬術発祥からしばらくは、男子軍人の参加に限られていましたが、1952年ヘルシンキ大会からは女性選手の参加が認められるようになりました。

スタイルの違い

馬術競技のルール解説

馬術のスタイルは、五輪種目として採用されている「ブリティッシュスタイル」と、カウボーイスタイルが特徴の「ウエスタンスタイル」の2つに分けられます。

それぞれの特徴について解説します。

①ブリティッシュスタイル

「ブリティッシュスタイル」は、イギリスの上流階級のたしなみの一環として発展したスタイルを指します。正確さ・活発さ・美しさを重視していることから、騎乗選手にも服装をはじめとした礼儀作法が定められています。

②ウエスタンスタイル

「ウエスタンスタイル」は、映画でよく見かけるカウボーイハットにジーンズ、ウエスタンブーツを履いて馬に乗るスタイルを指します。西部開拓時代に疲れることなく長距離を移動させるために考案された馬術です。競技においては、急発進や急停止などの動作を採点する競技や、「ブリティッシュスタイル」と同じく障害競技を行います。

五輪における馬術種目とは

オリンピックでの馬術競技の種目ごとの違いとは?

五輪では「ブリティッシュスタイル」を採用していると上記でお伝えしました。では、具体的にどのような種目があるのでしょうか?

オリンピックの馬術競技では、3つの種目が行われます。

①馬場馬術

馬場馬術は、長方形のアリーナ内で馬の演技の正確さと美しさを競う規定競技と、音楽をつけて演技を行う自由演技があります。選手の指示に合わせてリズムに乗ってステップを踏んだり、図形を描いたりしてクオリティを競います。

②総合馬術

総合馬術は、馬場馬術と障害飛越、クロスカントリーを同じ選手と馬のペアで行う競技です。一番のメインはクロスカントリーで、竹柵や水濠など40を超える障害物が並ぶ6kmのコースを制限時間内に駆け抜けます。

総合馬術は3日間かけて行われることから、馬と選手のコンディションを良好に保たなければなりません。競技だけでなく、日々のケアにも注意が必要となるのです。

③障害馬術

障害馬術は、アリーナ内に設置された障害物を規定の順番で走行し飛び越える競技です。馬が止まってしまったり逃げてしまったりした場合と、障害物を飛び越えた後に障害物が落下してしまうと減点されます。

障害物の高さは最大160cm、奥行き200cmのものがあります。選手と馬の意思疎通がジャンプ成功のカギとなるのです。

【豆知識】馬にもパスポートがある?

競技のために他国から開催国へ入国する際は、人間と同様に馬にもパスポートが必要です。馬の名前や所有者名からワクチン接種歴や薬物検査記録などの情報がパスポートに記載されており、個体識別と健康状態の確認のために使用されます。

パスポートを持っていなかったり、パスポートに記載されている内容が正確でない場合は競技に出場できなくなってしまうのです。

オリンピックで馬術競技を楽しもう!ルールや雑学のまとめ

オリンピックの馬術はどんなスポーツ?馬術のルールや豆知識解説

馬術は、選手と馬の信頼関係によって勝敗が決まると言っても過言ではありません。技を磨くだけではなく、長い時間をかけてスキルと信頼を積み上げることが重要な競技であるといえます。

選手の指示にきちんと応えて、素晴らしく凛々しい演技をする馬の姿に感動すること間違いないでしょう。東京五輪開催時には、ぜひ観戦してみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました