アーチェリーと弓道、その歴史と違いとは!?

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アーチェリーと弓道、その歴史と違いとは!?

皆様お元気でしょうか?

とうとう梅雨入りです。
近頃は天気が不安定で、雨が降ったと思ったらすぐに晴れ間が差したり、晴れていたと思ったらポツポツと雨が…なんて日も多いですね。
こんな時は、日本を離れた梅雨知らずの異国の地で行われているスポーツをテレビで観戦するのも良いですよね。

そんな時に、いつも見ているサッカーやテニスなどのメジャーなスポーツから打って変わって、少しマイナーなスポーツを見て見よう、ということもあると思います。

特にテレビで中継されているものの中でも、アーチェリーは比較的よくテレビで中継されているにもかかわらず、どこかルールが謎めいてはいないでしょうか。

アーチェリー

さて、このアーチェリー
弓を使うスポーツであることは確かですよね。
日本にも、弓を使うスポーツがあります。
そう…

弓道

弓道です!!

今回は日本古来のスポーツである弓道と、日本では少しマイナーなイメージがあるアーチェリーを比較しながら、それぞれの歴史やルールについて迫ってゆきましょう!!

弓道とアーチェリーの歴史

弓道とアーチェリーの、日本でのヒストリーを辿ってゆきましょう。

弓道

もともと日本人は縄文時代から狩りなどに弓矢を用いていましたが、これが競技化され、現在の弓道に違いスタイルとなったのは比較的最近のことで、明治維新後のことです。平安自体に行われていた弓術をルーツにより近代化したものが、現在の弓道になりました。
大正時代では体育教育の一環として弓道が取り入れられ行われていたていたため、現代でも歴史ある学校機関には、弓道部があることが多いのです。

アーチェリー

アーチェリーも同じく世界各国で石器時代から用いられていた弓矢をルーツとしていますが、こちらは狩りの道具であると同時に、武器であることも大きくウエイトがおかれていました。このようなスタイルで競技化されたのは十六世紀にイギリスのへンリー八世が、アーチェリーのコンテストを開催したのがきっかけです。日本でアーチェリーが行われるようになったのはそれからかなり後の1950年以降のことです。

日本人では圧倒的に弓道のほうが歴史あるが長く、かかわりが深いため
それと類似したスポーツであるアーチェリーにどことなく馴染みがないような
印象になってしまっているのかもしれませんね。

弓道とアーチェリーの大きな違い

それでは、弓道とアーチェリーではどうような部分が大きくちがうのでしょうか?

左右の違い

弓道では、自分からみて左側を矢が通りますが、アーチェリーでは逆の右側を矢が通ります。

距離の違い

弓道は二種類あり、近的が28m、遠的が60mです。
アーチェリーは競技によって30〜90mの距離を使い分けます。

的に当てる難易度の違い

弓道は基本的に弓と矢だけ使用し、アーチェリーは的に当てる補助具をつけるのが基本なので、弓道より的に当てることは容易です。

採点基準の違い

アーチェリーは的に当てることを前提とした採点で、的にも厳格な採点ラインが設けられていますが、弓道にはそれがなく、的に当てる際の、弓矢の扱いやフォームなど形式的な美しさなども採点対象となります。

アーチェリーと弓道は、似ているようで全くの別物!?

このように、アーチェリーは的を当てることを基本としていて、その後の矢の状態を見て採点をする非常に競技的な側面が強いスポーツです。反面、弓道のほうは的に当てるだけでなく、的に当てる際の弓の扱いや、礼儀的作法を遵守しているか、立ち居振る舞い等も採点の基準に含まれます。
アーチェリーと弓道は、似ているようで非常に違った見方をしているスポーツであると言えるでしょう。

弓と矢を使っていると言う共通点はありますが、東洋と西洋でそれぞれ違った進化を遂げたこの2つのスポーツ、ご観戦の際はその違いにも着目していただけるとより楽しめるのではないでしょうか?